発泡スチロール箱簡易堪液栽培ベッド

2013年(平成25年)

 近くのマーケットでもらったリンゴが入っていた発泡スチロールの箱の中に魚を飼育するときに使う水中ポンプを設置して養液に酸素を補給しながら撹拌することで植物の根に酸素と養分を供給するようにしたものです。
 水中ポンプは、魚のように常に動かしておく必要はないし、節電にもなるのでタイマーをかまして間欠運転を行っています。
ふたに穴をあけて栽培ボードとしているのでどうしても溶液面とふたの間に隙間ができてしまいます、この部分にある根は常に空気と触れあっているため、養液中の溶存酸素をあまり気にする必要もないかなと思っていますが、この水中ポンプは空気を吸い込んで一緒に吐き出す仕組みになっているし、フィルターが付いているので切れた根等のごみがポンプの羽に絡むこともないのでなかなか気に入ってます。価格も千円以下で費用対効果もいいように思います。

発泡スチロールの箱の蓋に植え付け穴をあけ、水中フィルターポンプを入れただけの簡単なものです。水中ポンプが根に隠れてしまい見えないのが残念です。
付属している空気取り入れ用のホースが短かったので、ホームセンターの飼育コーナーで売っているブクブク用のホースでポンプを運転しながらエアーが吸い込める範囲の長さにして吸い込み口をふたに取り付けふたを開閉してもポンプに影響しない長さにして取り付けています。
右下の使い方です。
2013年(平成25年)5月7日
冬白菜の栽培に使っていたので栽培穴は3つだけです。
ピーマンとカラーピーマン赤と黄の3本を植えました。
ホームセンターで売ってる苗ですから根土を落として水でよく洗ってから植え付けています。
根の状況は、上の設備構造写真に写っています。
手前左のピーマンは少し早く買って用液栽培していたので根の発育が他に比べていいようです。
2013年(平成25年)5月21日
2013年(平成25年)5月21日
2013年(平成25年)6月9日
手前の万願寺トウガラシが倒れそうなので誘引しました。
パイプ栽培ベッドと比べて成長が遅いです。日当たりもそれなりにいいし、養液EC1.3〜1.5で同じ条件なんですが槽の中だけで間欠撹拌するのと流れている(間欠)の違いぐらいなんですが